【施工例】弾性塗料による外壁の膨らみ補修と塗装　南区M様邸

今回、塗装のご依頼をいただいたお客様の外壁が塗膜で浮き、そこに水が入り膨れ上がっている所が複数個所見つかりました。前回施工した業者に直してもらったようですがまたしばらくして膨れたそうです。

その時に使用した塗料が弾性塗料で施工したとの事でした。

弾性塗料は名前の通りゴムのように伸び縮みする性質を持った塗料です。

そういった性質があるため、塗膜がひび割れしにくい塗料といえます。

ひび割れを抑える事で見栄えの悪化を防ぎ、雨風からも家を守ってくれます。

ほかにも防水性が高い性質やモルタル外壁の劣化を防ぐといったメリットがあります。

そうは言ってもどの塗料にも少なからずデメリットもあります。

弾性塗料で言えば、非弾性の塗料に比べてやや耐用年数が短いです。

ほかにも通気性が低く、内側から外側へ湿気を逃がせない為塗膜の一部が風船のように膨らんでしまう事もあります。

一度膨らんだ塗膜は見た目が悪く、放っておいても元には戻りません。

一番は膨らんでしまうデメリットがあることから弾性塗料を使うことは以前より少なくなりました。

なので今回は外壁全体の塗装を弾性塗料ではなく外壁と相性のいいセラミックシリコンの塗料で塗装していきます。

何度も説明はしていると思いますが、施工手順として外壁の高圧洗浄で汚れや古い塗膜や浮いている塗膜を剥がし新しく塗る塗料にムラが無いように丁寧に綺麗にしていきます。

高圧洗浄で落としきれなかった汚れや塗膜は手作業で綺麗にしていきます。

そのあとは外壁のひび割れ等を埋める為下地補修をし、膨れ上がっていた外壁にはコンクリートフィラーを吹付、目立つひび割れを埋めていきます。細かなヒビにはシリコンで処理します。

下地準備が終ったら塗装で仕上げていきます。塗装は必ず3度塗りをします。（下塗り・中塗り・上塗り）

家の雰囲気も変えたいとの事で色も変え大変喜んで頂きました。M様ご用命ありがとうございました。