【施工例】シロアリ防除・駆除工事
4月の春から羽アリ(シロアリ)が活発になる季節になりました。
対策等はされてますでしょうか?シロアリの繁殖や実害は春や夏のイメージがありますが
シロアリは冬眠をしない為、冬でも床や壁・屋根にシロアリが居たという声も多くあります。
シロアリは主に3つの侵入経路があります。
・地面に接した床下
シロアリが一番に侵入しやすいルートです。シロアリ被害の原因は土の中に生息しますが、家の基礎にあるわずかな隙間やヒビを見つけて蟻道をつくり侵入してきます。
・被害に遭っている木材
一度入り込んだ床下や外に放置してある木製家具をそのままにしておくとそこから簡単に侵入されてしまいます。
・羽アリの飛来
羽アリが繁殖する春から夏にかけて羽アリが建物に飛来し巣をつくる事があります。
シロアリは年間を通して建物を食べていくので駆除をする時期というものはありません。
見つけたら早めに駆除する事をお勧めします。
駆除方法は主に床下への散布方法がありますが1980年代まで強力な薬剤が使用されていました。
しかし半永久的に毒性を維持するため臭いがきつく健康への悪影響を及ぼす原因となり、安全性が問題視され2003年に人体への影響を考え、濃度が低い薬を使用されていますが維持期間や効果が下がり3年、5年と経たないうちにシロアリの被害が多発しています。
その為、薬剤を散布しない「ベイト工法」へと変わってきています。
ベイト工法はステーションと呼ばれる罠を建物の3m置きに一周させ、シロアリを建物の中に侵入させないようになっています。ステーションの中にはシロアリの好物のユーカリの木を入れておくことで近くのシロアリをステーションで止める事が可能になります。
シロアリはゴキブリと同じ仲間で年に数回の脱皮をするため、ステーションに引っかかったシロアリに脱皮阻害剤という製品を入れシロアリたちに巣へ持ち帰らせて巣ごと駆除する事が可能になります。
ベイト工法の脱皮阻害剤は人やペットに無害な為、安全性の高い製品となります。
駆除ももちろん防除としても高い信頼性がありますのでよかったら気軽にお問合せ下さい。