【施工例】玄関の床張り
施工例
内装での施工になります。
お客様より玄関廻りのフローリングが沈むとの事でシロアリの心配をされていましたが床下に潜って確認したところシロアリによる被害ではなく、床と合板の間にある接着剤の劣化が原因でした。
フローリングが沈む原因は他にもあります。
住宅構造による原因としては床構造の劣化やシロアリの被害、多湿による床の腐食などが考えられます。
そのほかにも長期間重量のあるものを設置していたり、地盤の沈下が原因で沈む事も有ります。
フローリングのリフォーム施工としては2種類あります。
一つは張り替え工法。
張り替え工法とは、古いフローリングの床をすべて撤去して新しいフローリングを貼りなおす工法になります。
張り替えのメリットとしては床をすべて剥がすためデザインや素材をすべて新しいフローリングに出来ます。
次に重ね張り工法(上張り工法)になります。
重ね張り工法とは、既存のフローリングの上から新しい床材を重ねて張り付ける工法になります。
こちらのメリットとして、床が二重になる為、強度や防音効果が上がります。
今回はお客様の希望により、重ね張り工法で施工させて頂きました。
重ね張りでの施工のためbeforeのような段差もなくなり足が引っ掛かる心配もなくなりました。
今回紹介した2種類の工法は、全ての床を張り替える為費用も時間もかかったり部屋ごとの高さ調整が必要になったりとデメリットもある為、相談しながら決めるのがいいかと思います。